D7100
APS-C(普通の人が使う一眼レフカメラの撮像素子サイズ)を持ったニコンの最上位機種新世代、D7100が昨日発表されました。
有効画素数が1620万から2410万になったとか、画像処理システムが最新になったなどの、正統なる進化は当然のこととしまして、中の人が注目したのは1.3倍クロップ機能です。

誤解を恐れずザクッと書きますと、撮像素子の真ん中1500万画素分しか使わないかわりに、同じレンズを使っても1.3倍分に望遠ができます。
300mmの望遠レンズでしたら、APS-Cで1.5倍,クロップで1.3倍ですから、585mm相当の望遠になると。
約2倍、つまり、マイクロフォーサーズとほぼ同等の望遠距離が、重くて高価なレンズを使わずとも稼げちゃうってことなんですね。
しかも、新しくレンズを購入する必要はありません。
これまでのニコンのレンズ資産が、そのまま使えます...

運動会ですとか、野鳥や屋外の猫(今日は猫の日ですね(^^))などの生き物を撮るのには、存外に便利な機能かも知れません。
プロ用のデジタル一眼レフカメラではアタリマエの機能なんですが、アマチュアでも考え方によっては使えそうえす。

ここは是非、我がペンタックスの次期APS-C機にも搭載をご検討いただきたく。
2400万画素クラスの撮像素子が必要なので、採用されるとすれば、K-5II / K-5IIsの後継機になってしまうのでしょうか。
それは、ちょっと高いかな??