MalaysianGP13
予選こそレッドブルが圧倒していましたが、決勝レースの上位チームは僅差でした。
それだけに、スタート後そこそこに、アロンソが翼端板を踏まれてリタイアしてしまったのは勿体なかったですね。
チームメイトのマッサは、5位入賞でしたから。

1位, 2位は、レッドブルからベッテルとウェバーの順だったのですが、途中でレースをリードしていたウェバーに優勝する優先権(つまり、チームオーダー)があった模様です。
それを無視し、レースをやって勝っちゃったベッテルが批判の矢面に立ってしまいました。

現代F1は、速く走るとタイヤが持たないから、わざと遅く走る中で一番最初にゴールした人が優勝するシステム(端折っています)ですから、その気になれば上位のチームなら、ある程度、抜く仕掛けはできますから...
チャンピオン取っているのだし、オトナのレースをしろよ!ってことだと思います。

同じようなことは3位, 4位入賞のメルセデスにも言えていまして、こちらはチームの指示は守られたものの、それはそれで、ドライバーの心境は複雑な結果となりました。

レース以外のことを見せられた、そんなグランプリでしたね。
少々後味は悪かったです。