またクルマ絡みの話で恐縮なのだが、今週の新聞をまとめ読みしていて気になったことを一つ。

 ダイムラー・クライスラーの、北米部門縮小のニュースだ。

 そもそも、北米一位の自動車メーカーであるクライスラーとドイツのベンツが合併して出来たのが、ダイムラー・クライスラーだ。
 今回のニュースを、簡略化すると、

 クライスラー+ベンツ−北米部門=ベンツ

 と言うことになり、北米一位の自動車メーカーが、ベンツに飲み込まれたことになりそうだ。

 今年は、トヨタが北米一位にのし上がる可能性も囁かれており、北米自動車メーカーは受難続きとなりそうだ。

 イラク政策で失敗した(と言いきって良いよね?)共和党ブッシュの後のアメリカ大統領は、民主党から出る可能性が大。
 上記の流れからすると、保護主義的な通商政策に転換されることが見込まれ、自動車メーカー以外(我々もだ)とばっちりを食う予感。

 日本の好況は、生活実感を伴わないまま、腰折れになりそうだ。