「「動物取扱責任者研修会」へ(四年目)#1」の続きです。
予告通り、オカメインコどころか、もはや鳥にも直接関係ない研修内容です。
まず、「ペットフード安全法」が2009年6月より施行されました。
これにより、人間用の加工食品とほぼ同等の内容を、犬と猫のペットフード(おやつ,ガム,サプリメントを含む)に表示する義務が出来ました。
また、これらを製造する事業者さん(小分け作業を含む)は、農林水産省に届け出なければなりません。
これは、2007年にアメリカで某国産のペットフードによる健康被害(平たく言えば中毒死)が発生したことを受けてのものです。
オカメインコに例えると、ペレットやフォーミュラーが、将来的に規制の対象となる可能性を持つのでしょうか?
まだ、某国企業が手を出すほどバードフード市場は大きくなっていませんから (^^;) 当面、私たちがフード表示を気にする必要はないと思われます。
二番目に、狂犬病対策があります。
意外だったのですが、日本の飼い犬は半数しか登録されていないのですね。
つまり、半分の犬は、狂犬病のワクチンをうたれぬまま飼われていると。
40年以上犬の狂犬病は日本で発生していないのですが、お隣の国は、未だに猛威を振るっているそうです。
狂犬病対策の観点から、日本の飼い犬ワクチン接種率は、爆発的に狂犬病が拡大しても不思議はない水準とのこと。
一度着火すると、狂犬病が流行してしまう確率は高いそうです。
と言うことで、犬を飼われている方は、よろしくお願いしますね。
写真は、引き続き研修会開催場所に近い某店本店の看板、って見たらわかりますか。